島 善高(shima yoshitaka)
早稲田大学社会科学部教授
早稲田大学法学部卒業。名城大学助教授、早稲田大学社会科学部助教授を経て、1995年から現職。
専門は日本近代史、日本法制史。
- 学 歴:
昭和46年3月 佐賀県立佐賀北高等学校卒業
昭和51年3月 早稲田大学法学部卒業
昭和53年3月 國學院大学大学院法学研究科博士課程(前期)修了 法学修士
昭和57年3月 國學院大学大学院法学研究科博士課程(後期)単位取得満期退学 - 職 歴:
昭和57年4月 日本学術振興会奨励研究員(昭和58年3月迄)
昭和58年4月 國學院大学非常勤講師(昭和61年3月迄)
昭和61年4月 名城大学教職課程部専任講師
平成 1年4月 名城大学教職課程部助教授(平成3年3月迄)
平成 3年4月 早稲田大学社会科学部助教授
平成 7年4月 早稲田大学社会科学部教授(現在に至る)
ゼミ生に対するコメント
早稲田大学の学生であれば、早稲田大学校歌は既に暗記するくらい歌っているでしょう。しかし、校歌の1番から3番まで、いずれにも「理想」という言葉が使われていることに気付いている人は、屹度少ないと思います。是非、歌詞を繙いて見てください。そして、その「理想」とは何だろうかと、じっくりと考えてみてください。考えただけではなかなかわからないという人は、是非、早稲田大学の歴史を調べてください。早稲田の歴史で最も詳細なものは『早稲田大学百年史』であり、もっとも簡便なものは私が書いた『早稲田大学小史』ですが、実は、これらの書物を繙いても、校歌でいう「理想」がどのようなものか、はっきりとはわかりません。そこで次に、『早稲田学報』を始めとして、早稲田のことを書いたいろいろの文献に当ってみることになります。そのようにして深く調べて行くのが、歴史学の一つの方法です。せっかく早稲田大学に学んでいるのですから、校歌の意味ぐらいは、自分の力で解決しましょう。もしそれでもわからなければ、私の研究室を訪ねてください。一緒に考えましょう。
島 善高